トラストセンター

Kizunatap のセキュリティとデータの扱い

持っているものも、まだ無いものも、確かめた事実だけをここに書きます。

最終更新: ・ 運営: 株式会社 Automate & Augment

5 つの要点

  • データの保管場所

    マレーシア (クアラルンプール)

    バックアップの外部保管: Cloudflare R2 (30 日)。個人データを扱う委託先は 6 社 (所在国: マレーシア、米国)。委託先の一覧

  • 通信の暗号化

    はい

    すべての通信は HTTPS (TLS 1.2 以上、Let's Encrypt 証明書、Traefik 2.11 の既定)。

    保存時の暗号化は、サーバーのディスク: いいえ / バックアップ: はい。詳しく

  • 第三者認証

    取得: なし

    次の一手: セキュリティチェックシートの標準回答 (ISO 27001 Annex A と総務省ガイドラインの項目に沿う)。2026-10。ロードマップ

  • インシデント時の連絡目標

    判明から 72 時間以内に第一報 (営業日ベース、確定した事実のみ)

    連絡の流れ

  • 解約・削除のときのデータ

    メールで依頼 → 運営が手作業で削除

    利用者アカウント全体の削除 (解約) はメール窓口で受け付け、運営 (代表) が本番データから手作業で削除する。画面からの自動削除機能は未実装。

    削除したデータはバックアップに最長 14 世代 (サーバー内) / 30 日 (R2) 残り、順に消える。削除の経路

概要と構成

Kizunatap は 株式会社 Automate & Augment が運営する名刺のサービスです。このページの内容は、設定・ログ・コードと照らして確かめたものです。各項目の確認日は、表と各節に記載しています。

単一の VPS 上の Docker コンテナ (Node.js / Hono) + SQLite。TLS 終端は Traefik。名刺の読み取り (OCR + AI) は運営の Mac mini 上の worker が行い、結果だけを API で書き戻す。

構成要素と保管場所
構成要素場所置いているもの確認日
Web・API (kizunatap.com)Hostinger の VPS (マレーシア・クアラルンプール)名刺の内容・連絡先・メモ・画像・アカウント情報 (Docker ボリューム上の SQLite とファイル)2026年10月26日
名刺の読み取り (worker)運営の Mac mini (日本・東京)処理中のあいだだけ名刺の画像と読み取った文字。一時ファイルは処理ごとに削除2026年10月25日
バックアップVPS 内 (毎日 14 世代) + Cloudflare R2 (30 日)SQLite 全体のバックアップ (連絡先データ)2026年10月26日

第三者認証の状況

取得している第三者認証 なし

第三者認証 (ISMS / ISO 27017 / プライバシーマーク / SOC 2 / ISMAP) は現時点で取得していない。取得していない認証のバッジや『準拠』の表記は使わない。

取り組む順番と、始める条件は次のとおりです。時期を約束できないものは、日付ではなく条件で書いています。

第三者認証と対策のロードマップ (時期を約束できないものは条件で書く)
項目状態始める条件・時期
セキュリティチェックシートの標準回答 (ISO 27001 Annex A と総務省ガイドラインの項目に沿う)作業中2026-10
外部の脆弱性診断 (Web アプリ 1 本)条件待ち有料プランの会社顧客 1 社目の要求時
ISMS (ISO/IEC 27001)条件待ち会社顧客 5 社 or 情シス審査で必須と言われた時
ISMS クラウド (ISO/IEC 27017)条件待ちISMS の後
プライバシーマーク条件待ち日本の会社顧客からの要求が ISMS より多い場合
SOC 2 Type II条件待ち米国の会社顧客 or 大手の要求時
保存時の暗号化 (VPS ディスク / DB 列)条件待ち次の基盤変更時
バックアップからの復元訓練計画中2026-11

第三者認証とは別の、運営会社の自己宣言

運営会社の株式会社Automate & Augment は、独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) の「SECURITY ACTION」で二つ星を宣言しました (自己宣言 ID 50000355284、2026年9月25日宣言)。会社単位の宣言 (IPA の制度は 1 法人 1 宣言)。Kizunatap という製品単位の宣言ではない。SECURITY ACTION は IPA の認定ではなく、事業者が自らの取り組みを宣言する自己宣言の制度。Kizunatap という製品の安全性を IPA が保証するものではない。

宣言に使った情報セキュリティ基本方針 (運営会社) / IPA の宣言事業者検索

法令への対応

個人情報保護法: 利用目的の特定・公表、安全管理措置、委託先の監督、外国にある第三者への提供に関する本人への情報提供 (米国の事業者への送信 = privacy §4-5)、漏えい時の報告・通知、開示・訂正・利用停止・削除の受付 (privacy §7)。

弁護士による最終確認の前の箇所は、プライバシーポリシーに印を付けている。

GDPR: EU / EEA 向けにサービスを提供・宣伝しておらず、EU 居住者の行動監視も行わないため、適用の対象外と判断している。EU 居住者から削除などの依頼があれば同じ窓口で受ける。

CCPA / CPRA: カリフォルニア州の事業規模の閾値 (年間総収入・取扱件数) に達していないため、適用の対象外。

確認日: 2026年10月26日

組織的対策

運営者
株式会社 Automate & Augment (代表取締役 桧原和也)
本番データに触れる人
運営側で本番データに触れるのは代表 1 名のみ。共有アカウントは無い。管理者のログインは専用の秘密鍵 cookie。
秘密情報の管理
API キー・ログインリンク・セッションの秘密・招待コードは SHA-256 のハッシュだけを保存 (平文は発行時に 1 回表示)。環境変数の秘密は Infisical から deploy 時に取得し、コードや repo には置かない。

確認日: 2026年10月26日

暗号化・保管場所・保持期間・削除

通信の暗号化 はい
すべての通信は HTTPS (TLS 1.2 以上、Let's Encrypt 証明書、Traefik 2.11 の既定)。HSTS 1 年。平文 HTTP は使わない。
保存時の暗号化 (サーバー) いいえ
VPS のディスク (ext4) はアプリ・OS レベルでは暗号化していない。ホスティング事業者の基盤側の暗号化は未確認。
保存時の暗号化 (バックアップ) はい
Cloudflare R2 に置くバックアップは R2 側で保存時に暗号化される (Cloudflare の仕様)。
データの保管場所
マレーシア (クアラルンプール) (構成ごとの場所は概要の表)
データの保持期間
データ保持期間
名刺の画像・連絡先・メモ利用者が削除するか、本人が削除を依頼するまで
読み取りの途中データ (worker の一時フォルダ)処理ごとに削除
登録途中のデータ24 時間で削除
バックアップ (サーバー内 / R2)14 世代 / 30 日
アプリのログ10 MB × 3 世代 (数日〜数週間)
監査ログ400 日 (実装中)
名刺ページの閲覧記録 (IP はソルト付きハッシュ)自動削除なし (期限は未設定)

削除の経路

アカウント全体の削除 (解約)
利用者アカウント全体の削除 (解約) はメール窓口で受け付け、運営 (代表) が本番データから手作業で削除する。画面からの自動削除機能は未実装。
交換・連絡先の削除 (利用者)
利用者は管理画面・API で交換・連絡先を削除でき、削除すると写真ファイルも消える。
相手用名刺ページの削除
相手用名刺ページの削除 (メール本人確認 → 削除 → 完了メール) で消えるのは、その名刺ページ・ログイン・相手が編集した内容だけ。名刺を渡した利用者の連絡先管理 (交換・連絡先・写真) は消えない (その利用者が管理する)。
削除後のバックアップ
削除したデータはバックアップに最長 14 世代 (サーバー内) / 30 日 (R2) 残り、順に消える。

確認日: 2026年10月26日

ログインとアクセス管理

利用者のログイン
パスワードは使わない。メールのログインリンク (24 時間・1 回限り) と Google ログイン (OIDC + PKCE、現在は無効化中)。セッションは 30 日、HttpOnly / Secure / SameSite=Lax の cookie。
API キー
利用者が管理画面で発行・失効する API キー (スコープ付き、SHA-256 保存)。MCP / REST は同じキー。
利用者どうしの分離
全操作は owner 単位で認可され、別の owner のデータは 404 になる。全 API 操作 × 主体の組み合わせを自動テスト (isolation test) で毎回確認。
多要素認証 該当なし
パスワードが無いため MFA は該当しない (ログインリンク = メールの所有、SSO 経由では IdP の MFA)
IP ごとの回数制限 (1 分あたり)
操作上限
ログイン20
管理者ログイン10
新規登録10
名刺ページの表示120

確認日: 2026年10月26日

AI に送るデータ

送ることがあるもの
名刺の読み取りと文面の下書きのため、名刺の画像・読み取った連絡先・利用者のメモを、米国 OpenAI のモデルに送ることがある (運営の worker 経由、Codex app-server)。
送らないもの
配布タグの受け取り (自分の名刺の登録) と自分で登録した名刺は AI に送らない (ローカル OCR のみ)。読み取り AI には owner ごとの月間上限があり、上限後は AI を使わず OCR だけになる。
学習への利用 不明
OpenAI 側での保存期間と、学習に使われるかどうかは確認中です。確認が取れるまで「学習に使われない」とは書きません。
記録
読み取り 1 回ごとに model・token・単価・成否・再試行を記録 (費用台帳)。

確認日: 2026年10月26日

ログと監視

アプリのログ
アプリのログは JSON 行でコンテナに保持 (10 MB × 3 世代 = 短期)。本文・token・鍵は書かない。
名刺ページの閲覧記録
名刺ページの閲覧は IP をソルト付きハッシュにして記録 (生 IP は保存しない)。
操作の監査ログ 計画中
操作の監査ログ (誰が・いつ・何を) を実装中。保持 400 日の予定。
監視
外形監視 (UptimeRobot) とサーバー側の監視。異常は運営へ push 通知

確認日: 2026年10月26日

可用性・バックアップ・障害時の連絡

稼働率の保証 (SLA) なし
稼働率の保証 (SLA) は提供していない。
更新の方法
blue/green 方式の切り替え (停止なし) と、元に戻すスクリプト
バックアップ
毎日 03:30 JST に SQLite のオンラインバックアップ (整合性チェック付き)。サーバー内に 14 世代、外部に Cloudflare R2 (30 日)。
復元の訓練 いいえ
復元の訓練 (別環境で backup から起動) は未実施。 (ロードマップ)
検知
外形監視 + サーバー監視 + 代表への即時 push 通知。
お客様への連絡目標
判明から 72 時間以内に第一報 (営業日ベース、確定した事実のみ)
対応の流れ
検知 → 影響範囲の特定 → 封じ込め (鍵の失効・停止) → 影響を受ける利用者への連絡 → 個人情報保護委員会への報告 (個人情報保護法 26 条の要件に該当する場合: 速報 3〜5 日以内・確報 30 日以内) → 再発防止。手順書 = docs/security/incident-response.md。
これまでの記録
これまでのインシデント: なし

確認日: 2026年10月26日

お客様が設定できる機能

ログインの方法
パスワードは使わない。メールのログインリンク (24 時間・1 回限り) と Google ログイン (OIDC + PKCE、現在は無効化中)。セッションは 30 日、HttpOnly / Secure / SameSite=Lax の cookie。
API キーの発行と失効
利用者が管理画面で発行・失効する API キー (スコープ付き、SHA-256 保存)。MCP / REST は同じキー。
会社向け SSO・SCIM 計画中
会社向け SSO (OIDC / SAML) と SCIM は設計済み・実装中 (EE)。
操作の監査ログ 計画中
操作の監査ログ (誰が・いつ・何を) を実装中。保持 400 日の予定。

プランごとの違いはプラン比較をご覧ください。

委託先 (サブプロセッサ)

個人データを扱う委託先は 6 社で、所在国は マレーシア、米国 です。

委託先 (サブプロセッサ) 10 社
事業者用途所在国個人データ補足
Hostinger International Ltd.サーバー (アプリ・DB・画像の保存)マレーシア (クアラルンプール)扱う
Cloudflare, Inc.DNS・ドメイン登録・バックアップの保管 (R2)米国 (世界中のネットワーク)扱う
Resend, Inc.メール送信 (受領メール・ログインリンク・名刺メール)米国扱う
OpenAI (OpenAI, L.L.C. / OpenAI OpCo)名刺の読み取り・文面の下書き (AI)米国扱う契約主体の正式名は確認中 (privacy §4 と同じ)
Google LLCGoogle ログイン (利用者が選んだ場合、現在は無効化中)米国扱う
Pushover (Superblock, LLC)運営への push 通知 (交換相手の会社名・氏名・役職を含む)米国扱う
Stripe, Inc.決済 (有料プラン、現在は受付前)米国扱わない課金開始後は請求先情報が対象になる
Infisical秘密情報 (API 鍵など) の管理米国扱わない
UptimeRobot外形監視EU / 米国扱わない
GitHub, Inc.ソースコードの管理米国扱わない

脆弱性の報告

返信の目安
受領の返信は 3 営業日以内、修正の目安は深刻度により 7〜90 日
報告者への対応
善意の報告者に対して法的措置を取らない (ただし本番データの持ち出し・破壊・サービス停止を伴う検証は禁止)
報奨金
報奨金の制度は無い

確認日: 2026年10月26日

チェックシートのご請求

セキュリティチェックシートの標準回答 (ISO 27001 Annex A と総務省ガイドラインの項目に沿う): 作業中

セキュリティチェックシートや資料のご請求、このページに無い項目のご質問は contact@kazuyahibara.com へお送りください。

お問い合わせ

株式会社 Automate & Augment: contact@kazuyahibara.com

更新履歴

  • 初版